第3回 名古屋支部研修会のご報告

2月10日に行われました、第3回名古屋支部研修会と行政報告会のご報告です。

今回の研修・報告会は、主催=愛知県認知症グループホーム連絡協議会(通称 GH協)、共催=名古屋市介護サービス事業者連絡研究会(通称 名介研)、後援=名古屋市・愛知県地域密着型サービス外部評価機関連絡協議会で行われました。

 

研修の前に、名古屋市の担当者様おふたりから、地域包括ケアシステムの構築についての行政報告がありました。基本的には「医療から介護へ」「病院・施設から在宅・地域へ」という国の改革の方向性に沿った新しい事業の説明という内容です。

名古屋市と医師会が協力して設置する「在宅医療・介護連携支援センター」の働き、「認知症カフェ」の開設促進、「介護予防・日常生活支援総合事業」の開始・・・地域包括ケアの中でグループホームが担うことのできる役割は何か、それぞれの事業者に問われる大きな課題ですね。

研修会は、心理カウンセラーの吉田繁敬氏に「管理者が変えるグループホーム~スキルアップがもたらす3つの効果~」という内容でお願いしました。吉田先生のお話は、例えがとてもとてもわかりやすくおもしろいので、毎回退屈することが全くなく、すべて身になるお得感があります。今回は、管理者・リーダークラスの人が、どんな風に人材育成をしたら介護職の離職が回避できるか、ということにポイントを置き、管理者のスキルアップで3つの効果がもたらされ、最終的には職場も経営もうまく行く・・・という筋書きでお話しくださいました。みなさまの反応を見ていると、「もっともっと、詳しく聴きたい!聴かせたい!」という衝動にかられた方がたくさんいらっしゃった様子で、先生に「うちにも来てくださいますか?」といったお声かけをされているのが聞こえていました。

剣道6段、柴犬をこよなく愛する「佐助と小次郎」のパパです!

 

これからも、名古屋市や名介研のみなさまに、ご協力を仰いでいく方針です。