名古屋支部・三河支部2つのコミュニケーション研修

9月5日と8日に、それぞれ名古屋支部・三河支部にて、心理カウンセラー吉田繁敬先生の研修会(各支部の第1回研修会)が、開催されました。

名古屋支部の方は、昨年度の管理者対象のスキルアップ研修が好評だったのを受け、再度お願いしました。今回のタイトルは「効果的なほめ方・叱り方・伝え方」。現在のご時世から、虐待が発生するメカニズムにも関連付けての不適切業務のお話などもしていただきました。仕事=業務を行うには目的・動機づけが必要である。適切な業務を行うには、強制的・従属的=外発的動機づけでなく自発的・主体的=内発的動機づけが必要。それにより、楽しみ・喜び・意欲を持って業務を行える→虐待などの不適切業務を起こさない。その内発的動機づけを引き出すためのテクニック=「職場を明るくするコミュニケーションスキル」を教えていただいたわけです。会場は、やはりリーダー・管理職の方が多く、参加者のみなさんからは、即実行しようという意欲的な感想が聴かれました。

 

三河支部でのテーマは、先生の研修の中で1番人気の「ソーシャルスタイル」の研修。対象者を4つのタイプに分類し、その「強み」「弱み」を知り、相手の特性を認めて適切な対応ができるように心がけるテクニック。たくさんのデータから研究開発された理論で、対人援助職や営業職に応用することで、コミュニケーションがスムーズになったり営業成績が上がったりする実績が数多く存在するスキルです。この講義、1回聞くと、ふむふむ、すぐわかった!という気分になるのですが、これがすぐ使えるか、というとなかなかそうは問屋が卸さない、というものなのです。すぐ使えるのは、相手のタイプが単純でわかりやすい場合のみで、そうでないときは分析が難しいです。笑いあいながら、お互いのタイプを分析できるようなら、そもそも問題は起こらないはずですからね(笑)三河支部のみなさんも相変わらずの熱心さで、とても反応良くお話を聴かれていました。

 

吉田先生、今回も2つの楽しい研修ありがとうございました。毎回、固くないわかりやすいお話で助かります。個人的には、佐助と小次郎(先生の命の次に大事な柴の息子たち!?)のネタと写真を、もっとたくさんにして~!!

広報・渉外担当